思ったこと・雑記

リアルな人間関係ではなかなか吐けない事を書きなぐる

地方でソフトヤンキーになりきれない感性の人は大変だというお話

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最近広告代理店がソフトヤンキーという言葉を流行らせようとしているらしい

個人的には今まで彼らが流行らそうもしくは流行らせた女子会・草食男子云々
のワードよりもよっぽどしっくり来る

 

なぜかといえば自分はこれらの人々中で育ち身近に見ているからだ

 

自分は地方出身者なのでこういった人々の中で育ち友人も多い
だから言葉としては?が付くが実態は今の地方の若者の実態を上手く掴んでいると思う

 

自分の経験で言えば地方の若者の大部分がこのソフトヤンキーと言われる層で
それ以外は本当に少数派だと思う。

 

自分の過去を振り返ってみても
中学~高校位から何故かヤンキーに憧れる若しくは一目おく人間が増えていき
高校になって原付き免許が取れる年齢になるとこぞって原付きを購入し
マフラーその他無駄な改造を繰り広げる

 

ヤンキーにどの程度被れるかは人それぞれだが
かなりの割合が大なり小なり意識する

 

そして無事に大学に入ったり就職すると
今度は個々人の自由になる目一杯のお金を車につぎ込む
こんな人達を沢山見てきた。

 

当時周りはそう言ったノリで全力に盛り上がる中
自分はなにか違和感を覚えつつ
さすがに自分だけ違うとは言い切れずなんとなく合わせて生活していた。

 

つまり趣味が合わなかったのだ

 

東京で生ま育った人間には信じられないだろうが
そこで出される話題の大半はタバコ・車・パチンコ・風俗ばかりなのだ
国産車が通ればその車の車種や年式ある程度のグレードを全部言い当て
それで話が盛り上がる

 

聞きもしないのに誰それはなにがしという車に乗っているとか
ああ〇〇(車種)に乗ってる誰それねなど
信じられないレベルで車が生活にコミットしていたり

何かといえばヨサコイソーランの亜種のようなイベントの話題

 

想像できるだろうか?それが会話のほとんどなのだ

 

特に大学進学である程度のレベル以上の生徒
主にソフトヤンキーとはベクトルの違う層は進学で地元を離れる
その後に残るのはこの手の層ばかりになりより傾向が顕著になる

 

自分の地元は地元進学率8割といった非常に特殊な地域で
東大若しくは早慶レベルでないと他の地方に出してくれないような地域性もあり
仕方なく地元の大学に進学したものの

 

地元に残った層の大半はこの手の人間なのだ


残った当初はそこまで感じなかったが
日増しにこの手の層が大半だと気づいた時には

なんとも陰鬱というか閉塞感を感じたものだ


正直その手の趣味のない自分は仲間に混じりながらも

適当に話を合わせたりしながらり過ごしていたのだが
有る時にふと気がついたのだ

 

そうだ自分は今で言うソフトヤンキーは趣味じゃないし理解できない
自分はこの地方の風土とは水が合わないと

 

それ以降色々頑張りなんとかソフトヤンキー天国ともいうべき地元を離れたが
もし離れていない若しくは離れられなかったらと思うと恐ろしいと思う

 

つまり何が言いたいかといえば
地方においてはソフトヤンキー最大勢力
そして地方の構造自体がその最大精力である彼らに合わせて作られている
よってそれしかいないと思われがちだが

すべてが全てそう言った層だけではなく


かつての自分のように

そう言った物に違和感を感じる人々も少数とはいえいると言うこと
そして地方=ソフトヤンキーしかいないみたいな紋切り型の思考ではなく
少数といえどそうではない人がいて
日夜違和感を感じつつ生活をしていると言う事も忘れないで欲しいと思い記事を書いてみた